■CG実技編 「航空関連施設を作る」
■ボーイング747
現在、当社では飛行場に関連した様々なデータベースを構築しています。今後、HPに掲載していく予定ですが、現段階はその一部を用いたサンプル画像を制作したというところでしょうか。(この画像は実際に制作したデータベースより選択したものを、それらしく並べたもので、その後、レイトレーシング計算したものです。データベースは「DXF形式」にて構築してありますが、今回は適当にテクスチャーを付けて30分くらいで完成しました。飛行機のテクスチャーは多少手こずりましたが如何でしょうか。特にJALにこだわったわけではありませんので悪しからず。)
表現を決めた理由として、21世紀を目前に日本の空港事情も活発に計画されていますが、私たちの中部地域も「中部新国際空港」の計画がありますから多少関連付けをもたせようと計画しています。
尚、この連続掲載は基本的には新空港とは何ら関係なく、当社独自(実は現在、本体工事のお手伝いを多少させて頂いていますが・・・)に進めていますので表現は架空の内容と解釈下さい。 HPでは魅力的な面白い表現や現実的な風景、実際に新空港をCGで完成させて飛行機を飛ばしてみたりしようと計画を進めています。 
■登場車両1
空港には様々な特殊車両がありますね。まず最初に登場する車両は、飛行機をけん引するトレーラーです。上図でもご覧頂けますように飛行機の前輪を持ち上げて飛行機を目的の場所まで引っ張っていく車です。大きな船舶もタグボートで移動させるのと同じことです。 当社のデータベースの制作法は実寸を基本にしていますから、表現する車両の図面や車体のペイントなどの資料をもとに忠実再現しています。中には、図面の入手が出来ないものも多くあり、そういう場合は実物を写真撮影したり関連資料を取り寄せたり結構根気のいる仕事です。
■登場車両2
表示されている車両の塗装等の表現は実際には所属する航空会社のロゴやサインなどあります。CGの表現をある程度出来るようになった方はどのように表現するかもう理解されていると思いますが、始めてCGをさわった方やビギナーの皆さんには理解出来ないテクニックに感じているのではないでしょうか?そのような方でもとりあえず表現出来るようにするには部材別にレイヤーを分けて色で選別させる方法を取り、立体感を出すことから始められては如何でしょうか。表示されている車両も主に色分けで立体感を出していますがそれらしく見えればよいのです。(以後マッピングテクニックについて触れてゆきたいと思います)
■登場車両3
CGの表現では登場する部品の入力精度により完成度を左右します。ですから、細部の表現をどれくらいリアルに作るかを最初から計画しなくてはなりません。 細かい表現などは正確に入力するのにかなり苦労します。私たちはモデラーに3D-CADを使用していますが、多くのCGクリエーターの方々は入力精度より表現力を求める傾向にあるようで寸法精度はかなりいい加減に制作されています。また、三次元スキャナーを用いたり写真より三次元データを入力したりしています。いずれにしてもCADで入力したもの以外はかなり不正確な情報をそれらしく現実的に見えるようにしているのです。 私たちの制作しているCGはどちらかといえば正確表現に徹しているので、多くのCGクリエーターのようなデータ制作法ではなく、現実社会に存在する現物の実寸を忠実にそのままデータとして置き換えているのです。従って「景観シミュレーション」などに用いると現実そのもののように表現出来るのもそのためであり、データ制作も用途を考えて作ると表現力が豊かになっていくと思います。
以後魅力的な表現を適宜表現してゆきますのでまたご覧下さい。QTVR関連も充実させる予定。 

■第十章 「CGを用いてインテリアをデザインする」 次を観る
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これまでの掲載情報
1.景観CGとは
2.CGの制作過程を知る
3.プロのモデリングテクニック
4.CGの表現について
5.CGアプリケーションについて
6.CGアニメーション
7.CG技術編 寺院建築制作過程
8.航空機を制作する
9.空港関連施設を作る
10.インテリアシミュレーションを制作する